広島市で実家を処分するなら放棄と寄付どちらにすべき？｜お知らせ・ブログ｜広島市で不動産売却・買取のことなら「グッドトゥモロー」へ

広島市で実家を処分するなら放…

2023.05.15

広島の実家を相続して、住んだり活用する予定がない場合は、大きく分けて売却する、所有権を放棄する、寄付するの３択から選ぶことになります。

古い物件で売れる可能性がないと分かっている場合は、放棄か寄付を検討することになるでしょう。この記事では、実家を放棄または寄付して処分する方法を解説していきます。

不動産は活用せずにそのまま所有しているだけの場合、管理費や固定資産税は発生してしまうため、特に土地が広いと経済的負担が大きくなってしまうのがデメリットです。

空き家をそのまま放置して、万が一、建物が崩壊したり、崖崩れなどで近隣住民に損害が生じた場合は損害賠償責任を負うリスクもあるの要注意。

特に実家が田舎にある場合は、売却活動をしてもなかなか買手が見つからなずにお困りのケースも少なくありません。そういった場合に放棄または寄付を検討することになります。

相続した実家を放棄したり、寄付するべきかどうか、まずは不動産以外にも財産があるか調べてみると良いでしょう。

例えば、現金やローンの残りの合計がプラスになった場合は、実家を含めて全ての相続し、マイナスになったならば、相続放棄や寄付を検討すると良いでしょう。

ここからは、広島市で実家を放棄して処分する方法と寄付する方法を見ていきましょう。

親から相続した実家は、「相続放棄」することによって所有権を手放すことが可能ですが、その際に被相続人（亡くなった人）の全ての財産を放棄することになる点に注意が必要です。

▽相続放棄をする方法

相続開始から3ヶ月以内に所定の手続きをします

1）財産調査をする

2）相続放棄に必要な書類を揃える

3）家庭裁判所に相続放棄の申し立てをする

4）相続放棄申述受理通知書を受け取る

5）相続放棄申述受理通知書を受け取る

6）相続放棄は完了

「相続放棄」はさらにもう一点、注意点があります。土地の相続を放棄する際に、身内などを中心に土地の管理義務を担う「相続財産管理人」を専任する必要があります。

「相続の放棄をした者は、その放棄によって相続人となった者が相続財産の管理を始めることができるまで、自己の財産におけるのと同一の注意を持って、その財産の管理を継続しなければならない(民法第940条)」

家庭裁判所に「相続財産管理人選任」の申し立てをして、「相続財産管理人」を見つけるまでは、相続人が土地の管理をする必要があるので注意しなければなりません。

広島市で実家を処分するなら放棄と寄付どちらにすべき？

実家を処分するには寄付するという選択肢もあります。

不要な土地は無償で親族に譲渡したり、法人など第三者に贈与する事ができますが、土地を贈与する際には、相手側に贈与税、登録免許税、不動産所得税などを支払う必要があります。

市町村などの自治体でも土地の寄付を受け付けている場合もありますが、どの自治体も固定資産税は大切な収入源ですので公共施設の建設などの特別な目的があるケースに限られます。

そのため、自治体に不要な土地を簡単に寄付することはあまり現実的ではないため、近隣住民や親族などの個人に寄付を検討することをおすすめします。

近隣住民は土地を駐車場や倉庫などの土地活用のアイデアがあり、重宝される可能性がありますので、周辺に話を持ちかけてみてはいかがでしょうか。

実際に寄付する時には、所有権移転登記費用がかかります。登記時には登録免許税と司法書士に依頼した時に支払う報酬がかかり、相場は10万円〜30万円です。

広島市で空き家を処分したい方は、自治体が運営する空き家バンク「みんと。」に登録する選択肢もあります。

「空き家バンク」とは、不要な空き家をサイトに無料で登録すると、土地を探している人とマッチングして取引ができるサービスです。

不動産仲介とは異なり、個人での取引になるため、売買契約の書類作成では司法書士に依頼することが多いかと思いますが、買手を無料で見つけることができるのがメリットです。

参考サイト：ひろしま空き家バンクみんと。

https://minto-hiroshima.jp/

空き家に関する総合サイト　空き家バンク　ひろしま空き家の窓口

https://akiya-bank.fudohsan.jp/

今回は、広島市で実家を処分する選択肢として、放棄する方法と寄付する方法をご紹介しました。まずは実家にどれだけの価値があるか不動産会社に査定を依頼してみましょう。

広島で空き家の売買契約の実績が豊富なグッドトゥモローでは、空き家の適切な処分方法や売却のサポートなどを行っております。まずは、お電話、メールでお気軽にご相談ください。