広島市で離婚する時に共有名義の不動産を放置する３つのリスクと対処法｜お知らせ・ブログ｜広島市で不動産売却・買取のことなら「グッドトゥモロー」へ

広島市で離婚する時に共有名義…

2023.08.21

広島市で離婚することが決まり、共有名義の不動産をお持ちの方はそのまま放置していると、売却時や税制でのトラブルに発展する可能性が高いので注意が必要です。

本記事では、離婚時に不動産を共有名義のまま放置する３つのリスクと共有名義の不動産を解消する財産分与の方法について解説していきますので、ぜひご一読ください。

広島市で離婚する時に共有名義の不動産を放置する３つのリスクと対処法

まずは、離婚する時に共有名義の不動産を放置すると起こり得る３つのリスクについてみていきましょう。

不動産売却は共有者全員の合意がなければ、売却したり、活用することができません。離婚によって共有名義の不動産をそのままにしていると、後々トラブルに発展します。

家を売りたい時や建物の増改築、賃貸に出したい時など、様々なシーンで元配偶者に同意を得なければなりませんので、連絡が取れなくなってしまうと困ることになるでしょう。

共有名義の不動産はそれぞれの共有者が権利を持ちますので、離婚後、共有者のどちらかが亡くなった場合、共有持分を亡くなった側の遺族が相続することになり、関係が複雑化します。

元配偶者の家族は元夫の後妻や後妻との子、もしくは元妻の後夫や後夫との子などが該当しますが、このような赤の他人といってもいい人に不動産売却の同意を得るのはかなり大変です。

不動産の固定資産税は共有者全員が支払わなければなりませんが、市区町村からの固定資産税の納税通知書は共有者の一人だけに届きます。

納税通知書は年4回の分納額を記したものと全期分（年間課税額）を記したものがあり、まとめて一回で全額納付することが可能です。

注意点として、共有名義の不動産がある場合、離婚後も毎回連絡を取り合って、固定資産税の支払いを分ける話し合う必要があり、支払いを拒否されるトラブルも起こりえます。

広島市で離婚する時に共有名義の不動産を放置する３つのリスクと対処法

広島市で離婚する時に共有名義の不動産を放置することはNGと分かりましたが、今後のトラブルを防止するためにはどう対処すればよいのでしょうか？

離婚後、夫婦のどちらかが家に住む続ける場合、その人に共有持分を全部譲って、家を単独名義にすることを検討しましょう。

住宅ローンが残っていない場合は、不動産登記（所有権移転登記の申請）を行い、共有名義から夫婦どちらかの単独名義にすれば、財産分与することができます。

しかし、住宅ローンが残っている場合は、勝手に単独名義に変更してしまうと、住宅ローンの契約違反になるのでNG。

不動産を単独名義にするために、名義から外れる側が住宅ローンを完済しておかなければなりませんので要注意です。

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離婚時に共有名義の家をどちら単独名義にするか悩んだり、住宅ローンの支払いについて問題が起きた場合は、夫婦が共同で家を売却して共有名義の問題を解消しましょう。

残っている住宅ローンの残高が家の売却価格を下回っている状態（アンダーローン）であれば、売却代金を住宅ローンの支払いに使い、残ったお金を分け合うことができます。

ただし、残っている住宅ローンの残高が家の売却価格を上回っている状態（オーバーローン）はローンの支払い資金が足りないため住宅ローンの返済が滞ってしまうかもしれません。

不動産が競売にかけられてしまうリスクもありますので、融資を受けた金融機関から同意を得た上で、物件を売却する「任意売却」という選択肢があります。

離婚する時に共有名義の不動産をそのままの状態に放っておくと、後々トラブルになるリスクがありますので、なるべく早めに売却活動を開始されることをおすすめします。

広島市で離婚することが決まった際には、まだ家の売却を決めていなくても、財産分与を視野に入れて、不動産会社で査定に出して相場を確かめておくと安心です。

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