広島市の空き家を手放したい!…
2023.03.20
広島市の空き家を手放したい!賢い3つの選択肢を解説
広島市で空き家を相続したけれど、住んだり活用する予定がないため、手放したい…とお考えですか?そのまま所有していても管理費や固定資産税がかかってしまうので要注意です。
結論からいえば、空き家を手放す選択肢としては、①売却する、②寄付をする、③相続放棄する、の3択になります。無駄なコストをかけないために早めに対処法を考えましょう。
広島市の空き家を手放す賢い3つの方法
広島市で不要な空き家を手放すには3つの方法から選ぶことになります。
では早速、ポイントをみていきましょう。
1)売却する
空き家を売却する方法は時間とコストがかかりますが、売却後に売却代金を受け取ることがでいるので賢い選択肢です。
一口に「空き家を売却する」と言っても、以下の選択肢がありますのでよく検討しましょう。
1)そのまま空き家を売却する(仲介売却)
2)空き家を更地にして土地を売る(仲介売却)
3)リフォーム後に売却する(仲介売却)
4)買取業者に売却する(買取り)
空き家を手放して収益化するには、上記の選択肢から選ぶことになります。仲介売却とは不動産会社と媒介契約を締結して、売手と買手の間に入ってもらい、仲介業務を依頼すること。
不動産会社に査定を依頼して、そのままの状態で売却できそうな場合は、そのまま手を付けずに中古住宅として売却すると良いでしょう。
しかし、査定金額が相場より安価になった場合、もしくは古い建物の場合は、空き家を一旦解体して、更地にしてから土地を売る、という選択肢もあります。
空き家を解体して更地にすることで、買主は土地を購入後、すぐに建物を立てることができるので需要は高くなり、早期売却に繋がるでしょう。
なるべく早く手放したい方は、不動産買取業者に直接、空き家を買い取ってもらう方法もあります。仲介ではなかなか売れない古い物件もすぐに手放せるのがメリットです。
ただし、買取業者に売る場合は販売価格が市場の約60%〜70%くらいまで下がる傾向にありますので、査定結果の上、仲介と買取のどちらにすべきか、よく検討しましょう。
2)自治体・個人・法人に寄付をする
空き家を売却するのは手間と時間がかかる…とお困りの方、もしくは無償でも良いので素早く手放したい、という方には、空き家を自治体・個人・法人に寄付をする方法があります。
自治体・個人・法人に不動産を寄付すると、無償で手放すことになりますが、空き家の管理費や固定資産税等のコストから解放されて、賢く手放すことが可能です。
例えば、近隣の知人、事業者の場合は診療所や飲食店、不動産会社などに無償譲渡するケースが挙げられます。最近は、空き家バンクに無料で手放すケースも増えています。
「空き家バンク」は非営利目的のため、仲介手数料や登録料が不要です。個人間で不動産の寄付をする場合は、トラブル対策のため、「贈与契約書」を作成しておきましょう。
参考サイト:建設産業・不動産業:空き家・空き地バンク総合情報ページ - 国土交通省
https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/const/sosei_const_tk3_000131.html
3)相続放棄する
空き家を手放す3つ目の選択肢は相続を放棄してしまうことです。被相続人(亡くなった人)に債務がある場合、相続放棄をすること、空き家・土地の所有権を放棄できます。
相続放棄をすると、空き家・土地だけでなく、被相続人が持っていた預貯金、有価証券といったプラスの財産も相続をすべて放棄することになるので注意が必要です。
広島市で空き家を放置するリスク・デメリット
広島市で空き家をそのまま放置することはリスクやデメリットが多いです。
手放すことを決めたら、なるべく早めの対処が必要です。
▽空き家を放置するデメリット
・固定資産税や都市計画税が発生する
・放置し続けると「特定空き家」に認定される
(固定資産税の軽減措置対象から除外される、約6倍の納税義務)
・近隣トラブルに発展する
(ごみの不法投棄、不審者の侵入、放火、害虫、建物の倒壊リスク)
・資産価値が下がる
(カビの繁殖、木の腐食、雨漏り)
近年は、全国的に空き家の放置が社会問題になっています。空き家の放置は法律的にも課税のペナルティがありますので、後回しにせず慎重に、計画的に進めていきましょう。
まとめ
今回は、広島市で空き家を手放す3つの選択肢をご紹介しました。一口に手放すと言っても空き家の状況によってベストな選択肢は異なります。
売却するか、無償で寄付をするか、相続放棄をするかお困りの方は、広島の中古住宅の売買実績が豊富なグッドトゥモローにご相談くださいませ。